
2025年は、ひとつの時代に終わりという節目にいるので、何かと揺らされやすい時期。
そんな今だからこそ読みたい本。
心を落ち着かせてくれて、セッションのご相談に出てきそうな内容がさらりと柔らかく書いている本なので、今回ご紹介します。
この本の情報・目次
東京大学名誉教授/医学博士の著者による「今、ここ」に在ることの大切さを教えてくれる本。
- 【著者】矢作 直樹
- 【発売日】2025年6月20日
- 【出版社】ワニブックス
- 【単行本】224ページ
- 心の在り方
- 他者とのかかわり
- 目に見えないもの 受け継がれるもの
- 自律した日々の営み
- 健やかな体の作法
この本の感想

著者は、救急医療にたずさわる中で、科学では説明しきれない多くの出来事と出会い、それらから深い気づきを得てきたそうです。
食事をいただくこと、眠りにつくこと、人と言葉を交わすこと、自然を感じること。
そうした日々の暮らしのひとつひとつの行いにこそ、実は営みとしての本質がある。
著者が大切にしていることは
- 心の在り方
- 食べること
- 体の休め方
- 体の使い方
中でも、「心の在り方」は、生き方の土台を支えるものであり、「他者とのかかわり」の中でこそ深まっていくと同時に、日々の鍛練でもあります。
項目の全てが納得できる内容なので、ひとつずつ噛み締めて読み進めています。
答えは出すものではなく、内側から出てくるもの。
大多数の意見や、当たり前だと思われている価値観に振り回されることなく、自分にとって大切なひとつひとつの選択を他者や社会の物差しで答えを出す必要はないということ。
他者からの言葉に傷ついたり、落ち込んだり、評価を気にすることは、他者の評価・感情にとらわれている状態。
こういう状態は本当に苦しいです。
主導権を相手に渡してしまっているので、そこに気づき自分に戻る作業が必要になります。
そこで「今、ここ」に意識を合わせることや、一旦立ち止まって物事の本質を視点を変えて見ることなど、本書に書かれている項目の内容が「心のやすらぎ」のために必要だと教えてくれます。
世の中がざわざわとしている時代だからこそ、自分なりに考えたり自分の答えを持つことが大事になっていきます。
時には世の中の常識を疑う必要も出てきます。情報に惑わされないことも、「心のやすらぎ」につながります。
人生の大きな決断をするとき程、自分の「心の声」を聴くこと。
もしも人生の進むべき流れだったとしたら、あれこれ考える前に、腑に落ちて自ずと体が動いていき流れに乗っていく。
ときには、「区切り」をつけるべきタイミングもあります。
前に進むために手放す必要も出てきます。そうしたときの考え方も書かれています。
全部で95の項目がありますが、1つにつき2ページずつ。
文字も大きめで読みやすいので、ぜひオススメしたい本です。
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