2023年は、数秘術でみると「7」の年となります。
西暦の数字を一桁ずつ足して、出た数がその年1年間を表す数字となるわけです。
今回は、この「社会年」または、「ユニバーサルイヤー」と呼ばれる年の「7」についてまとめてみます。
実は、2023年1月・2月に開催した「2023年を数秘術で読み解き 波に乗るミニセミナー」の内容の一部となります。
「7」の年とは？
西暦を一桁ずつ足し算して「7」になる年。
2023年は、「7」の年になります。
【計算方法】
2＋0＋2＋3＝「7」となる
この「7」という年からの3年間は、9年サイクルの締めくくりに入る時期の1年目です。
「7」の年のテーマは「内観」！
勢いがある年とは言えず、どちらかというと停滞感を感じさせる世の中の雰囲気となります。
この「7」の年に入ると、どこか動きが鈍く感じるような流れになります。
この年は、意識を外側に向ける年ではなく、内側に向ける年なのです。
これが社会的に、世の中全体でそういうムードになる年ということです。
個人的には「個人年サイクル(パーソナルイヤー)」をみますが、社会人として活動すれば世の中の影響は受けます。
また、敏感な方は自分のサイクルとセットで「社会年サイクル(ユニバーサルイヤー)」)の影響を実感できます。
「7」の年の傾向
- じっくりと考えていく慎重さが重要となる年
- 物事の流れはスローダウンして見えることが多い
- 「見直す」ことに焦点が当たる年
- 自宅でゆっくりする時間やひとりでじっくり没頭するようなことに注目が集まる
- 躍動と変革の年。新しい動きの中で、社会の仕組みに明らかな変化と変革をもたらす
私個人の過去を振り返っても、また2023年の他の方々の声を聞いても、ご自身に「7」の年特有な足止めされているような感覚があるようです。
特に個人的に感じる社会年サイクルが「7」の年の声は、以下のような感じです。
- 体調を崩す
- お仕事が停滞する
- 内面を見つめることが増える
特に、年の前半は前年との違いを実感しやすいかもしれません。
さて、あなたは社会年(ユニバーサルイヤー)「7」の年は、どんな風に過ごしていますか？
過去の「7」の年にあった出来事
過去の「7」の年にあった出来事をピックアップします。
1942年まで遡ってみました！
2023年
年が明けてすぐにchatGPTやThreadsのニュースで賑わいました。
また、ジャニーズ事務所の性加害問題やビッグモーターが保険金不正請求、歌舞伎俳優の市川猿之助さんの事件、宝塚いじめ問題、消費税のインボイス制度開始など、これまで表に出なかった情報が暴かれて世間が大きく揺れました。
大谷翔平さんや藤井聡太さんの活躍が希望の光となりました。
個人的にはミュージシャンがお亡くなりになったニュースが多く感じ、とても気になりました。
- ＷＢＣ、日本が１４年ぶり優勝
- ジャニーズ事務所の性加害問題
- 新型コロナが「5類」へ移行
- ビッグモーター 保険金不正請求
- 記録的猛暑 夏の平均気温過去最高
- 福島第一原発の処理水放出開始
- 宝塚いじめ事件
- 消費税のインボイス制度開始
- LGBT法成立
- イスラエルガザ侵攻
- Twitterが「Ｘ」に変更
- 生成AI急速に普及
- ダイハツ認証申請の不正
2014年
消費税が8%になった年。
デング熱やエボラ出血熱の話題。
そしてSTAP 細胞、iPS 細胞、青色発光ダイオード(LED)といった科学的なニュースが多かった1年。
若田光一さんの宇宙から帰還も話題になりました。
- ７年ぶりの円安・株高
- 消費税、8% に引き上げ
- 特定秘密保護法が施行
- 沖縄県知事選で辺野古移設反対派が勝利
- デング熱感染が拡大
- エボラ出血熱感染拡大、死者６０００人
- STAP 細胞：歓喜と転落
- iPS 細胞使った世界初の手術を実施
- 青色発光ダイオードでノーベル物理学賞に日本の 3 氏
- ウクライナ危機、「イスラム国」が勢力拡大
- 香港民主派デモ隊、幹線道路を占拠
- 広島豪雨、土砂崩れで74 人死亡
- 御岳山噴火で57 人死亡
- 若田光一さんが宇宙から帰還
2005年
郵政民営化法が成立した年。
マンションの耐震偽装問題、アスベスト問題が話題となりました。
日本の人口がここから自然減となり、その流れは今も続いています。
野口聡一さんが宇宙へ飛び立ちました。
- 衆院選で自民圧勝、郵政民営化法成立
- マンションなどの耐震偽装発覚
- JＲ福知山線で脱線事故、１０７人死亡
- 全国でアスベスト禍
- 鳥インフルエンザ、東南アジアや中国で猛威
- 日本の人口が1899 年の統計開始以来初の自然減
- パキスタンで大地震、死者７万人超す
- 大型ハリケーン米南部を直撃
- 国際原油相場が高騰、一時は７０ドル突破
- ロンドンなど世界各地でテロ
- 野口聡一さんがスペースシャトル「ディスカバリー」で宇宙へ
1996年
Yahoo!JAPANは、この年からスタート。
薬害エイズ、O157問題が話題になりました。
核実験を禁止する流れがあった年でした。
- 「 Yahoo! JAPAN」がサービスを開始
- 薬害エイズの問題で国も謝罪
- Ｏ１５７が猛威
- 住専処理に財政資金投入、債権管理機構発足
- 3 年3 カ月ぶりの自民党単独政権 第２次橋本内閣
- 国連、核実験全面禁止条約を採択
- フランスと中国が核実験停止
- 翌年消費税が5%
1987年
バブルで好景気だった時代。
世界の人口が50億人！
猛暑による電力供給不足で停電になったり、国鉄が民営化ということが話題になりました。
日本ではAIDS感染者が増え、水俣病訴訟も起きました。
- 地価の異常高騰、財テクブーム
- 銀座で1 坪1 億円を突破
- 日本の外貨準備高が西ドイツ抜き世界一へ
- 猛暑による電力供給不足で約280 万世帯で停電
- 東北自動車道が全線開通
- 世界の人口50 億人突破
- 利根川進博士、ノーベル医学・生理学賞受賞
- 日本のAIDS 感染者1000 人の大台に迫る
- 国鉄が分割・民営化され、JR グループ7 社が発足
- 熊本地裁が水俣病訴訟で国や県にも責任ありとし, 原告勝訴の判決
1978年
アメリカでAIDS患者が見つかり、まさか9年後に日本でもAIDSが広まるとは・・・。
郵貯貯金のオンライン化、新東京国際空港( 現成田国際空港) 開港と便利になっていく時代。
福岡大渇水は、私も記憶にあります。。。
- 新東京国際空港( 現成田国際空港) 開港
- 24 時間テレビ「愛は地球を救う」放送開始
- 郵便貯金がオンライン化
- 宮城県沖地震
- 福岡大渇水（287 日間にわたる給水制限開始）
- ベトナム・カンボジア国境紛争起こる
- 米でＡＩＤＳ患者発見
- 円高1 ドル=175 円50 銭を記録
1969年
ベトナム戦争があった年。安田行動事件もありました。
日本で初めて現金自動支払機を設置され、9年後の郵貯貯金のオンライン化に繋がっていますね。
水俣病訴訟が起き、18年後に繋がります。
またこの年は、首都圏に大雪が降り話題になりました。
米アポロ11 号, 人間をのせ初の月面着陸。
ここから宇宙の話題が。
- 安田講堂事件
- 日本で初めて現金自動支払機を設置
- 西名阪自動車道が全線開通
- 水俣病訴訟
- 首都圏に大雪が降る
- 佐藤・ニクソン共同声明で1972 年沖縄返還を表明
- ベトナム戦争
- ソ連の有人宇宙船「ソユーズ5 号」が打ち上げ
- ソ連の金星探査機「ベネラ6 号」が金星に着陸
- 米アポロ11 号, 人間をのせ初の月面着陸
1960年
カラーテレビの放送が開始され、インスタント食品やインスタントコーヒーが登場しました！
クレジットカードも、この年から。
三井三池争議・四日市公害が注目されました。
中国でも自然災害が深刻化していったのは、この年からなのですね。
- 安保闘争
- 日本でカラーテレビの本放送開始
- インスタント食品・インスタントコーヒーが登場
- クレジットカード誕生
- 三井三池争議・四日市公害
- 都営1 号線（押上駅- 浅草橋駅間）が開業
- チリ地震津波
- 中国で自然災害深刻化
- ソニーが世界初のトランジスタテレビを発売
1951年
民間ラジオ放送が開始され、日本航空設立、東京－大阪－福岡間が営業開始と便利になっていきました。
赤痢が大流行し、総合感冒薬「ルル」はここから登場。
東京に猛吹雪で交通機関ストップするような事態が話題になりました。
- 民間ラジオ放送開始
- 第1 回NHK 紅白歌合戦放送
- 日本航空設立、東京－大阪－福岡間が営業開始
- 赤痢が大流行（死者１万4000 人以上）
- 三共が日本初の総合感冒薬「ルル」を発売
- 東京に猛吹雪 交通機関ストップ
- 伊豆大島の三原山が大爆発
- 北朝鮮軍･中国軍38 度線を突破して南下
1942年
前年に引き続き、戦争ムードが世界的にあった年でした。
この年には、既に原爆の製造がされていた・・・ということです。
もう戦争の結果の種がここにあったような気もする出来事が多いような？！
- 前年12 月8 日に真珠湾攻撃
- ヴァンゼー会議でホロコーストが最終決定
- 米 マンハッタン計画で原爆製造に着手
- スターリングラード攻防戦( ドイツが敗北の転機)
「7の年」のまとめ
「7」は、本物思考。
専門分野に思い切りフォーカスが当たり、何かの問題の真実が見つかるようなことも。
過去の「7」の年は、技術革新が目覚ましく。
いろんなサービス・技術が登場したり、さまざまな病気の発覚や公害問題が起きました。
科学的なことが話題になりやすかったようです。
また、宇宙関連のニュースも目立ちました。
個人的には、天候・気候が猛暑だったり猛吹雪だったりと、極端だったのも気になりました。
2023年は年の初めから、大寒波が話題になりましたね。
ChatGPTの登場も、2023年を象徴するかのようです。
社会年サイクル(ユニバーサルイヤー)の「7」について解説してきましたが、いかがでしたか？
ぜひ、あなたの「7」の年を振り返って、過去からどんな傾向があったのかを見つめ、未来にぜひ活かしてくださいね。
もし、2023年。
もがいていらっしゃるなら、一旦止まってみることを意識してください。
普段気が付かないものに気付けるきっかけがあるかもしれません。
もしくは、自分のために時間をとってみてください。
自分を思い切り磨き、翌年に備えるというのもアリです。
今回の記事の内容は、2023年1月・2月に開催した「2023年を数秘術で読み解き 波に乗るミニセミナー」の内容の一部なので、セミナー受講された方はもう少し詳しいお話をしています。
「2024年を数秘術で読み解き 波に乗るセミナー」を実施いたします！
2023年版がかなり好評だったので、2024年のスタートも「8」の年をまとめてお伝えする予定です。
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