「数秘術」は、自分や周囲の人の個性を理解することができるので、私はコミュニケーションツールとして活用できると思っています。
心理学方面のアプローチで、「コミュニケーション」を円滑にする考えで「アサーション」というものがあるそうです。今回、「アサーション」について分かりやすい本を見つけたのでご紹介したいと思います。
数秘もアサーションも活用できる人が増えると、もっと本当に伝えたいことを伝え合えるコミュニケーションが取れるようになるのではないかと思い、この記事を書いています。
この本の特徴・印象
- 【著者】平木 典子
- 【発売日】2015年7月25日
- 【出版社】日本能率協会マネジメントセンター
- 【単行本】240ページ
- Prologue アサーションとは
- Part1 アサーションの基礎知識
- Part2 自己信頼とアサーション
- Part3 考え方のアサーション
- Part4 言語・非言語レベルのアサーション
全編、漫画と解説を交互に出てくるので、とても読みやすく「アサーション」の概要を理解しやすいです。
この本の感想
「アサーション」。
私には初めて聞く言葉です。
アサーションの考え方は、アメリカの心理学者ウォルピーによって開発され、最初はカウンセリングの方法のひとつとして活用されました。
アサーションは、「自分も相手も大切にする自己表現」という意味で、人間関係の基礎であり、誰もが望む自己表現の考え方と方法なのだそうです。
それは日頃の人間関係において、自分の言いたいことを大切にして表現すると同時に、相手が伝えたいことも大切にして理解しようとするコミュニケーション。
家庭や職場、さまざまな人との関わりの中で、お互いが我慢することなくより気持ちのよい方を選べれば良いのですが、実際は、なかなか難しいことだと思います。
大抵は、以下のどちらかになっていることでしょう。
- 攻撃的自己表現
- 非主張的自己表現
「攻撃的自己表現」は、
「マンガでやさしくわかるアサーション」より一部引用
大声で怒鳴らなくても、相手に選択を許さず、自分の言いたいことだけを通す
「非主張的自己表現」は、
「マンガでやさしくわかるアサーション」より一部引用
相手を立てて、自分から自己表現を選択せず、言いたいことを引っ込めて相手の言うとおりに従う
権力や地位がある人、役割や年齢が上の人は、その立場を利用して、つい攻撃的自己な自己主張をしてしまいがち。
アサーションはだれもが、いつでも、どこでも実行する必要があるもの。
どちらかが一方的に我慢や諦めることをしなくていい。
この「アサーション」を理解し少しずつ取り入れていくことで、自己表現が楽になっていきます。
お仕事の場面などで活かせる手法が「DESC」。
この構成で相手に伝えることで、相手が理解しやすくなり、双方のコミュニケーションが円滑になります。
・D(Discribe)・・・自分が対応しようとする状況を客観的に描写
・E(Express,Explain,Empathize)・・・状況に対して自分または相手の気持ちを主観的に表現・説明・共感
・S(Specify)・・・相手に望む解決策を具体的に提案
・C(Choose)・・・相手から同意されたときと、されなかったとき、どうするか選択肢を考えておく
「マンガでやさしくわかるアサーション」より一部引用
この「DESC」の実際の活用方法の事例は、本書に詳しくあります。
客観的で冷静な状況把握と、自分の主観的な意見を織り交ぜながら、相手の反応によって自分がどう行動するのかも明確にできます。
この手法を知らなかったのですが、スムーズに自分の主張をしている人で嫌な感じがしないケースは、こういった表現をされていたように思えます。
「数秘術」を活用することで、自分の個性を知り、周囲の人の個性も理解しようと思えたり尊重できたりします。
「アサーション」は、自分も相手の意見も尊重しながら自己表現をすることなので、両方をうまく使えるなら相乗効果でより良い感じになるのかなと思いました。
まだまだ「アサーション」という存在を知ったばかりの状態なので、同じ著者の他の本も読んでみたいです。
今回の本は漫画があり読みやすかったので、次の本を読むまでのステップになれる本だと思いました。
両方を使える人が増えたら、きっと大切なことをお互いに伝え合える関係ができる世界になるだろうな・・・。
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