「数秘」は、1〜9と11,22,33などの「数字」を扱います。
簡単な足し算だけなのに、なぜかいろいろと読み解けてしまう不思議・・・。
生まれた時間や場所の情報は不要で、生年月日さえ分かれば気になるアノ人のことも丸わかりなのです。
さらに・・・。
生年月日の数字だけでなく、自分の携帯の電話番号、車のナンバーなど、数字があれば読み解きができてしまいます。
数秘を全然知らない状態からスタートして、現在プロとして活動をしている私が、今回「数秘」を学ぶことをオススメする理由をお伝えします。
「数秘」とは?
現在、「数秘」を分類すると「カバラ数秘術」と、「ピタゴラス数秘学」、そして「現代数秘学」の3つがあるようです。
簡単な3つの流派?の違いメモ
- 【カバラ数秘術】ユダヤ教から生まれた神秘主義思想から生まれた。ヘブライ語を使用して名前を読み解く。
- 【ピタゴラス数秘学】数学者ピタゴラスの教えを伝承されていく中で一分野が伝わったとされる。
- 【現代数秘術】アメリカの数秘学者が現代人に合うように発展させた。現在よく使われている数秘術。
「数秘術」とは、生年月日や名前をシンプルに決まったルールで足し算をして、その人の「個性」「才能」「人生の目的」「運気の波」などを導き出します。
扱う数字は学者によって少し違いがありますが、今は1〜9と11,22、それに加えて33を扱う人が多いと思います。
数字を扱うといっても高度な計算や知識は必要なく、数字の計算は単純な足し算で、数字の意味を何となくイメージできると大体読み解きはできてしまうので、シンプルなルールさえ理解できればすぐに日常で扱えるようになります。
ちなみに日本では「数秘学」と「数秘術」ではあまりはっきりと区別がありませんが、英語の「Numerology」を訳すと「数字の学問・理論」という意味になるそうです。
そうなると「数秘学」と訳すことになりそうですが、「数秘術」となると「真理を紐解く 術=すべ・方法」ということになります。
私がセッションや講座で扱っているのは、「現代数秘術」と言われるものです。
今回の記事で参考にさせていただいた本
「数秘」の上手な活用方法
「数秘」は、単純な足し算のみで割り出した数字を読み解くだけなので、難しいチャートは不要です。
簡単に言えば、スマホの電卓アプリとメモをする筆記具さえあれば、事前準備はOKです!
では、何に活用するのか?というと・・・。
- 自分や気になる人の「個性」・「才能」や、どんな人生のテーマを持っているのかを知る
- 適職や、自分の個性を活かした輝くポジションを見つける
- 自分と気になる人や職場のチームなどの相性を知る
- 子どもやパートナー、職場の人間関係でも相手の扱い方が理解できるようになる
- 運気の波から、人生の大まかな計画を立てる
- 車のナンバーや、お部屋の番号などの数字などから「テーマ」を知る
- 偶然目にした数字から「メッセージ」を受け取る
- ペットの性格もわかる
ざっくりと書いたら、上記のような感じです。
意外に活用範囲は広くて、人だけでなくペットや車のナンバーまで・・・と数字があればどこでも使えます。
もちろん日常では、自分だけでなく身近な気になる人まで活用できるので、育児や仕事の人間関係まで幅広く使えます。
「数字」はあくまでその意味を持っているだけのもので、吉凶はありません。
ポジティブな意味もネガティブな意味も持っているので、どちらを活用するかはあなた次第なのです。
「数秘」をオススメする理由
「数秘」は、その場でさっと足し算をするだけで割り出しができます。
見たい人の生年月日さえ知っていれば、どんな相手なのかを瞬時に理解することができます。
人の悩み事の大半は「人間関係」。
「数秘」を学ぶことで、家族や友達、職場の人を個性を理解することができます。
相手を理解することができれば、悩みも解消するかもしれませんね。
「数秘」を知ることで自分を認めることができると生きやすくなるし、自然に周囲の人に対して寛容になれるということ。
今まで理解できなかった相手の言動が、「なるほど〜」「そうキタかぁ」と受け止められるようになります。
物事を人の物差しでなく、俯瞰して見ることができます。
悩み事にしなくていい部分にも気づくことができます。
それだけでなく、1〜9の「運気の波」を知ることで自分の人生パターンを掴み、先々の計画を立てることもできちゃいます。
プロの鑑定士さんに毎回聞くのもアリですが、難しくはないので自分で読み解けるようになると、便利だと思いませんか?
自分のことは、やっぱり一番自分が理解しなくちゃ!です。
人の意見に惑わされず、自分を信じられるようになることが一番大事ですから。
ただし、一人で頭の中がぐるぐるしてしまって整理がつかないときは、思い切ってプロに相談するとスッキリさせましょう。
またいろんなことが起きても、「数秘」を学んでいるだけで心の安定度が違います。
その出来事を受け止めるだけの心のゆとりが出てきます。
そういう点で「占い」を何かひとつ身につけると、ブレにくくなります。
「数秘」の数字の意味を知っていると、他の「占い」を学ぶときにも役に立ちます。
「数秘」に興味がありましたら、「学んでみる」という選択肢も加えてみてはいかがでしょう?
もちろん、読書も良いですし、短時間で効率よく学ぶには講座を受講するということもオススメです。
比較的簡単で道具は不要。
さらに学ぶとしても、そこまで長期で取り組まなくて良いというメリットがあります。
「数秘」をオススメする理由【まとめ】
- 単純な足し算だけで、どんな人なのか理解できる
- 自分を知り認めることで生きやすくなり、周囲の人に対しても寛容になれる
- 自分と人との違いを理解することで、相手の言動に対する悩みが減る
- 物事を人の物差しでなく、俯瞰して見ることができる
- 1〜9の「運気の波」を知ることで自分の人生パターンを掴み、先々の計画を立てることができる
- 出来事を受け止めるだけの心のゆとりが出る
- 「数秘」の数字の意味を知っていると、他の「占い」を学ぶときにも役に立つ
- 「数秘」を学ぶのに道具は不要。学ぶ期間も長期ではなくて良い
「数秘」の足りないところとは?
ここまで、「数秘」のオススメするポイントをお伝えしてきました。
では、オススメではないポイントもお伝えします。
「数秘」をオススメできない理由
- 手軽だけれど、ザックリしている(目が粗い感じ)
- 長い目で見た鑑定は良いけれど、短いスパンの読み解きはあまり向かない
- 生まれた時間などの細かい情報を活用しないので、同じ生年月日の人の場合は似たような内容になりがち
利点がそのまま欠点に繋がるような理由となります。
手軽で比較的短期間で習得できるけれど、その分読み解きの目が粗くザックリした読み解きになりがちです。
しかし、その分自由度が高くて感性は活かせると思いますし、他の占いを学ぶ場合は先に「数秘術」を覚えていると役に立つこともできます。
長期期間学ぶ占いよりはすぐに習得できるということは、早めに経験を積むことができるということ。
複数の占術を活用したい場合は、先に「数秘」という選択肢は有効です。
また、占い師になるつもりがない人にもハードルが高くなくて日常で使える点はオススメできると個人的に思っています。
これをどう捉えるかは、あなたが今どういう状況で、どうしたいか・・・ということでしょう。
より詳しく知りたい方は・・・
あなたや気になる方の数字をより詳しく知りたい場合は、「数秘術鑑定」や「数秘術講座」などでお伝えしています。
単純な足し算だけなのに、意外と深い数字の世界。
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