数字には、「陰」と「陽」があります。
また「男性」と「女性」という性別もあります。
どちらが良い・悪いではなく、数字の性質です。
私たちは複数の数字の影響を受け、そのバランスでそれぞれの人の個性をみることができるのです。
数字のバランスをみて、その人の個性・気質・強みを知ると、人との関わり方やお仕事の選び方も随分変わってくると思います。
それぞれの数字の性質を一目でわかる図解にし、その人がどんなポジションに強みを持っているのか・・・。
これを知ることができるのが「ポジションマップ」です。
違うポジションで苦労するよりも、自分の個性が活かしやすいポジションにいた方が自然に自分らしく生きていけます。知らないよりは、知っていた方が断然良いものです。
この自分の個性のパターンを知ることは、「あなた」という原石を見つける作業でもあります。
あなたにあった磨き方をすれば、自然とキラキラと輝かせることができます。
「わたしを知る数秘」の講座やセッションで説明している内容でもありますが、今回少し取り上げてみたいと思います。
数字の「陰」と「陽」
1~9までの数字には、「陰」と「陽」があります。
陰陽のおおまかな性質は以下の通りになります。
【陰の性質】イメージは「月」
- 月のようにしっとり静か
- 冷静で理論派
- サポーター的
- エネルギーが内に向かうので内向的な気質
【陽の性質】イメージは「太陽」
- 太陽のように明るく華やか
- 動きがあって感情派
- 活動的で喜怒哀楽がハッキリ
- エネルギーが外に出ているので外交的な気質
複数の数字を持っている私たちは、複数の陰陽の組み合わせを持っているのです。
なので、「陰が強い」「陽が強い」「バランスが良い」というパターンが組み合わせによってみえてきます。
数字の「陰陽」をわかりやすく表現すると、以下のような図になります。
この図は、私の数秘術講座の「アドバンスクラス」で出てくる「ポジションマップ」というものです。
グレーの色がついている部分が「陰」。真ん中の「6」以外の白い部分が「陽」です。
- 陽(1,3,5,8)・・・エネルギーが外に出ている、社交的な気質、感情派
- 陰(2,4,7,9)・・・エネルギーが内に向かってる、内向的な気質、理論派
- 中庸(6)・・・どちらの要素も持っている
それぞれの数字の意味がありますが、「陰」「陽」が分かるとシンプルな「思考パターン・気質」を掴むことができます。
知ることで無理せず、自分を認め、楽になります。自分を最大限に発揮させることができます!
自分を認められると、他者に寛容になれ、コミュニケーションが楽になるのです。
\この講座で「ポジションマップ」を学べます/
数字の性別
実は、数字には「性別」もございます。
これは単純に、「奇数」と「偶数」でみます。
- 男性・・・奇数 (さっぱりしている、割り切れない)
- 女性・・・偶数 (ウエット、割り切れる)
ここでの性別は、実際の性別とは違います。
実際に女性の方で男性気質な数字(奇数)をたくさんお持ちの場合は、さっぱりとして勢いがある男性性が強いと言えます。
鑑定をするときに見ていること
生年月日から割り出される数字が、どの部分に偏っているのか(バランス)を先にみています。
数字に良い・悪いはありませんが、どこのその人の特徴が強く出ているのかをざっくり俯瞰して見るのです。
そんなときに、「ポジションマップ」はとてもわかりやすく視覚化してくれます。
ここでわかるのは、だいたい以下のような感じです。
- 数字がどのエリアに偏っているのか (縦・横・斜めでの偏り)
- 固まっているエリアから、陰陽のどちらが強いのか
- 全く数字がないエリアがどんな感じなのか
エリアの偏り
縦・横・斜めのどの位置に偏りがあるのかを見ます。
ここで、その人の気質・心地の良いポジションが見えてきます。
3つの数字の個性の強弱が、とてもハッキリするからです。
思いついて行動に移すまでの流れ、自分軸・相手軸など、数字の偏り具合で違いがあります。
それはその人の個性そのもの。行動パターンがハッキリします。
お仕事をするとき、家族関係の中など、人間関係でこの「ポジションマップ」は役に立ちます。
無理なく自然に自分を活かせるポイントがあり、他の人との関係性も見えます。
しかし、相性の判断はハッキリとは断言できません。
それはその人自身が、相手に対して甘え過ぎるとどんなに分かり合える数字だったとしても、壊れることがあるからです。
実際の「数秘術セッション」の中でも、この「ポジションマップ」は使用しています。
これがあると、単なる数字の羅列よりは一目でその人の特徴を理解しやすいので、「数秘術」を知らない人にも説明がしやすいです。
偏りがある場合、ない場合。
どちらもその人の個性です。良い悪いは、決してありません。
みんな違って、みんな良いのです。
それぞれの個性を認めることで、生き易くなるし、楽になります。
数字に対してジャッジするのではなく、「理解する」だけで良いのです。
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