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【数秘術コラム】過去のお札の発行・変更時期を「数秘」でみてみた

2024年7月、20年ぶりにお札のデザインが一新され、少しずつ新札に切り替わっていきます。

数秘術でみる2024年は「8」の年で、お金や経済といった「豊かさ」がテーマになる年なので、今回のお札の変更は気になるところ。

過去のお札の変化は、どんな時期に多いのかを調べてみました。

国立印刷所「お金の歴史」の情報から今回の情報をまとめました。

目次

過去のお札の歴史を辿る(社会年ごとのお札の変化)

日本で紙幣が使われるようになったのは、慶応4年(1868年)なのだそうです。
これ以降のお金の変化を調べ、数秘術の社会年ごとに分類してみます。

大きなお金の変化があったものを太字で表示しています。

社会年「1」の年

大きな変化は3回でした。全体で4回。

  • 【1891年】日本で一番大きなサイズのお札が発行される
  • 【1927年】金融恐慌による非常事態を回避するために裏面が白紙のまま「乙弐百円券」を緊急製造して発行
  • 【1963年】C千円券発行
  • 【1990年】D千円券の記番号が一巡したため、黒色から青色へ変更

社会年「2」の年

2000円札が発行されたのが懐かしいですね。すっかり幻・・・ですが。全体で2回。

  • 【1946年】日本銀行券預入令により、お札に証紙を貼付し新券の代用とした
  • 【2000年】D千円券の記番号が一巡したため、褐色から暗緑色へ変更。D二千円券発行

社会年「3」の年

大きな変化は特になく、全体で1回。

  • 【2019年】E千円券の記番号が一巡したため、褐色から紺色へ変更

社会年「4」の年

大きな変化は特になく、全体で1回。

  • 【2011年】E一万円券とE千円券の記番号が一巡したため、黒色から褐色へ変更

社会年「5」の年

大きな変化は3回ありました。全体で4回。

  • 【1868年】日本で初めての全国通用の政府紙幣「太政官札(だじょうかんさつ)」
  • 【1877年】国産第1号の洋式紙幣「国立銀行紙幣(新券)」発行(キヨッソーネが日本で初めて彫刻した紙幣)
  • 【1958年】C壱万円券発行
  • 【1976年】C千円券の記番号が一巡したため、黒色から青色へ変更

社会年「6」の年

大きな変化は2回。これまでの福沢諭吉の1万円札はここで登場。

  • 【1950年】昭和25年から28年にかけてB券4券種を順次発行
  • 【2004年】3券種の同時改刷によりE券発行

社会年「7」の年

大きな変化は3回。全体で5回。わりとお札の変化が起きています。

  • 【1870年】単純な製法のため偽造券が多発した太政官札にかわる「新紙幣」(ゲルマン紙幣)製造をドイツに依頼
  • 【1888年】歴史上の人物(菅原道真、武内宿禰、和気清麻呂、藤原鎌足)の肖像を用いた「改造兌換(だかん)銀券」が明治21年から明治24年にかけて順次発行
  • 【1942年】兌換文字を削除した新様式の銀行券「い、ろ号券」が昭和17年から昭和20年にかけて順次発行
  • 【1969年】C五百円券発行
  • 【2014年】識別性向上のため、E五千円券のホログラム透明層を拡大。あわせて記番号を黒色から褐色へ変更

社会年「8」の年

今年の新札はここに入ります。社会年8としては、久々の変化ですね。大きな変化2回。

  • 【1871年】「国立銀行紙幣(旧券)」製造をアメリカに依頼
  • 【2024年】3券種の同時改刷によりF券発行

社会年「9」の年

大きな変化は2回。

  • 【1881年】新紙幣に代わる初めての肖像入り「改造紙幣」発行。神功皇后像が肖像に使われたため「神功皇后札」と呼ばれた
  • 【1899年】金本位制導入に伴い「日本銀行兌換(だかん)券」発行開始

社会年「22」の年

大きな変化は4回。意外とお金が変わるタイミングとしては多いようです。

  • 【1885年】初めての「日本銀行兌換銀券」が発行され、大黒天の絵柄から「大黒札」として親しまれる
  • 【1948年】日本で一番小さなサイズのお札の発行
  • 【1957年】C五千円券発行
  • 【1984年】3券種の同時改刷によりD券発行
  • 【1993年】偽造防止強化のため3券種を部分改刷(凹版マイクロ文字、印章に特殊発光インキを使用、記番号を褐色に変更)

まとめ

お金の変化が起きた時期を社会年ごとにまとめるとどの年も何か起きていましたが、大きく変わりやすい年とそんなに変わらない年があるということが分かりました。

社会年ごとの集計
  • 社会年「1」・・・4回(うち大きなものが3回)
  • 社会年「2」・・・2回(うち大きなものが1回)
  • 社会年「3」・・・1回
  • 社会年「4」・・・1回
  • 社会年「5」・・・4回(うち大きなものが3回)
  • 社会年「6」・・・2回(うち大きなものが2回)
  • 社会年「7」・・・5回(うち大きなものが3回)
  • 社会年「8」・・・2回(うち大きなものが2回)
  • 社会年「9」・・・2回(うち大きなものが2回)
  • 社会年「22」・・・5回(うち大きなものが4回)

上記の集計結果をまとめると、以下のようになりました。

【まとめのまとめ】

  • 社会年「22」の年が一番大きな変化が多い(合計5回で、うち大きな変化が4回)
  • 2番目に多いのは、社会年「7」
  • 3番目は、社会年「1」と「5」
  • 社会年「3」「4」は意外と変化が少ない
  • 社会年「11」は全く変化がない

お札が変わるということは、お金の意識変化やルールが変わるタイミング。
このタイミングがどんな社会年サイクルで起きているのかを、今回調べてみました。

今回の結果は、いかがだったでしょうか?

社会年「8」は、意外と少なかったのが驚きでした。
「7」や「22」という時期は、意外と衝撃も大きいのかもしれませんね。何か意図的なのか気になるところです。

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