何となく日頃の会話の中、「数秘術」に興味を持ってくださった方とのお話の中から、ヒントを得てこの記事を書きました。
今回の話は、数秘術に興味をお持ちの方、既に数秘術を学んだひと、占いに興味を持っている人にも当てはまる内容かと思います。
私は「数秘術」を主に使っているため、「数秘術」として書いています。
自戒の念を込めて、こちらに記録として残します。
数字の「フィルター」かもしれない?
ある時、数秘術にちょっと興味を持った方からこんなことを言われました。
「相手の数字が分かってしまうと、その人に数字の固定観念がついてしまわないですか?」と・・・。
それを言われて、ハッ!としました。
数字に縛られて見て、もしかしたらその人の別の側面を見落としてしまってないかな?と・・・。
数秘術は、その人の生年月日やお名前の情報から個性・特徴、その人が生れるときに選んできた人生のルートや使命、運気の波など様々なものを読み解くことができる便利なツールです。
それをポジティブに活用すれば、その人らしく生きやすくなるし、使命や運気の波から人生設計を自分で意図的にすることができるようになります。
逆に、ネガティブに活用すれば・・・先ほどの「固定観念」になってしまう可能性もあります。
数字「フィルター」を勝手に一方的にかけてしまって、苦手な部分やネガティブな部分を「数字の○だからダメなんだ!」とか決めつけてしまうと、ちょっと早計かなぁと思うのです。
例えば・・・。「子どもの数字」(1,2,3)の数字を持っている人は、思いついて行動に移すまでがとっても早いです。
「大人の数字」(7,8,9)を持っている人は考えてから行動に移すのでその分、遅くなります。
逆に言えば、「大人の数字」は時間をかける分、しっかり深いところまで見て考えることができています。
しかし「子どもの数字」は深いところまで考えていなかったりします。
長所が短所になれば、短所が長所になり得るということです。
なので、短所の部分だけを切り取った発言はNGです。
まだよく相手のことを知らない段階で、数字だけ一人歩きして判断するのもNGだと思うのです。
「数秘術」は、コミュニケーションツールとしても活用できます。
あくまで相互理解のツールと考えて便利に活用するべきで、数字のフィルターで相手のことを見るのは気を付けたいと思います。
自分にない才能や特徴を相手が持っている、自分では気づかないところがある・・・。
そんな気づきを得られるもの、自分に対して鏡のようなものとして扱えるものを、自分の勝手な思い込みで活用するというのは、せっかくの学びに対してとても勿体無いことをしていると思うのです。
また、相手のことを知る前に、そういう「フィルター」で見てしまうと、コミュニケーションをとるきっかけを奪う可能性があるので、フラットに見るということも忘れてはいけないですね。
「数秘術」やいろんな占術を扱う立場なら、なおさら気をつけたいところです。
数字の「言い訳」
ある方が言いました。
「私、数字が○だからできないんです!」と・・・。
それ、ホントにできない理由ですか? チャレンジしようとしていますか? 数字に逃げていませんか?
自分で数字の呪縛を作っていませんか?
数字には長所・短所はあるけれど、数字が○だからできない・・・というのはどうでしょう。
せっかくのきっかけをそういうカタチで潰しているなら、とても残念だと思うのです。
それなら、その数字を活かして、別なカタチでクリアーする方法を考えてみませんか?
ひとりで完璧に全部じゃなく、人に助けてもらって一緒に解決するということでも良いと思うのです。
「数秘術」はそのための学びだと思うのです。
数字からわかる個性や特徴が、ポジティブ・ネガティブのどちらが出ているかは、活用しているその人次第。
それは状況によっても、環境によっても、出方に違いがあるでしょう。
あなたから見えなくても、周囲の人から見えているところもあります。
自然に出せてる才能や個性など、自分がどれだけ凄いのかということを周囲の人が見抜いていることもあるのです。
それぞれの人が自分の個性をポジティブに発揮し、自分らしく生きていける・・・。
「わたしを知る数秘」では、「わたし」を知り、自分を振り返ったり周囲の人とのことを理解するきっかけになると良いなと思って、講座やセッションをしています。
今回の内容は、日々の戒めのような気持ちで書いてみました。
現在、数秘術の他に様々なことを学びながら、平面的なモノの見方を立体的に感じることができるように意識しています。
いろんな見え方を知ることで、1つのものだけで理解できなかった人のある側面が理解できたり、強みがより深く感じられたりできます。
なるべく柔軟に、せっかくの学びをうまく活用して、日々に活かしたいのです。
忘れてはいけないのは、相手のことを知りたいという想いと思いやり、そして自分や相手とのコミュニケーション。
相手のエネルギーを感じながら、一緒に過ごす時間。
これは何を学んでも、ずっと変わらず心に留めておきたいです。
より詳しく知りたい方は・・・
あなたや気になる方の数字をより詳しく知りたい場合は、「数秘術鑑定」や「数秘術講座」などでお伝えしています。
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