あなたは「占い」が好きですか?
「占い」に求めるものは何ですか?
この「占い」を上手く活用して、より幸せになれる方法があるとしたら・・・?
私が感じていた「占い」に関するモヤモヤを、スッキリとわかりやすく解説している本があったので、ご紹介します。
占い師とお客さんの食い違い
例えば、飲食店でオーダーをした場合、オーダーしたメニューが出てきます。
では、「占い」ではどうだと思いますか?
実は、お客さんと占い師でズレが起きている可能性があることを、本書で説明しています。
では・・・そのズレとは?一部引用をしてみると・・・
独自のアンケート調査によりますと、占い師が占いを提供する上で、最も優先順位が高く大事にしていることは、「ご相談者の行動につながるアドバイスをする」で、優先順位が最も低いのは、「当てる」という項目です。
一方、相談者が占い師に最も期待することは、「とにかくズバリ当ててほしい」、次いで「悩み解消につながるアドバイス」という結果なのです。「占い好きが幸せになれない理由」より一部引用
アンケート結果も出されているわけですが、確かに・・・双方の立場を理解できる立場としては、なるほど~と納得してしまいます。
しかし、ズレが起きてしまうと、その後の相談者の行動・未来が変わります。
またどこかモヤモヤとしたものが残ってしまいます。
本書の続きを見てみると・・・。
当然占いの現場においても、先ほどのアンケート結果のように、「悩みを解消したい、ズバリ当ててほしい」と占い師は期待されます。
一方、占い師は「ズバリ当てます!」という看板を掲げ、「幸せになるアドバイスをします!」とも言います。
しかし誰もが、悪い未来を当ててほしいと思いません。
「悩みを解消したい、幸せになりたい」がすべての方の本音です。
ここに大きな矛盾があります。
ズバリ当たるのであれば、良いことも悪いことも当たるということです。「悪い未来」が当たる(=決まっている)のであれば、どのようなアドバイスをしたところで無駄ということになりませんか?
未来がすでに決まっているなら、アドバイスをすること自体、意味がないことになりませんか?「占い好きが幸せになれない理由」より一部引用
確かに、悪いことは信じたくないし、言われたくないところもあります。
また悪いことを決めつけられてしまうと、とても希望が持てなくなるし、何しに占い師に相談したのかさえ分からなくなりますね。
さらに続きを読んでみると・・・。
実際の占いの現場の占い師は予知する技術を軽んじているわけではなく、それを追求しながらも、「予知よりも大事なことがある」「予知がすべてではない」と考えているプロが大多数です。
たとえ未来が決まっていたとしても、祈りを込めて相談者の未来をより良くしたいと思っている占い師もいらっしゃいます。
占い師の思いと相談者の期待の間に起こる微妙なズレが、「幸せにつながる占い」を遠ざけているのです。
だからこそ、人生を幸せに変える占いとの向き合い方、活用法をお伝えする必要性を感じたのです。「占い好きが幸せになれない理由」より一部引用
・・・とあり、この本の本題へと入って行くのです。
まだ・・・これ「はじめに」の部分の抜粋なのです。
実際に、私が鑑定をしている中で、たま~に感じることがあったのですが・・・ここなのですね。
私もご相談者さんには、「未来がより良くなる」アドバイスをしたいと思って鑑定をしているのです。
当てモノとしては、鑑定はしていないのです。
この後、ぐっと本書の内容に引き付けられていきました・・・。
良い「占い」との付き合い方
「占い」は様々なテクニックがありますが、あくまでもツール。
すがるものでも、絶対的なものでもありません。
本書の中にあった、「幸せになれない」パターンと、「幸せになれる」パターンがあったので、また引用したいと思います。
これはNG!幸せになれない「占い好き」な人の特徴
- 未来に保証を求めるために占いを受ける
- 「良い結果」だけを求めて次々と占いを受ける
- 今起こっている不安を埋めるため、刹那的に占いを受ける
これはOK!幸せをゲットする「占われ上手」な人の特徴
- 「気づいてないことがある」という前提で占いを受ける
- 「どうなりたいか」をより具体化するために占いを受ける
- 占いの結果を良し悪しではなく、「必要なこと」として受け止める
「占い好きが幸せになれない理由」より一部引用
見比べてみると、自分の人生に対する姿勢が何となく違うように感じます。
NGな方は、どこか受け身的。OKな方は、積極的に自分の人生に取り入れようという姿勢が見えます。
姿勢が違うので、捉え方も当然変わる。
同じ鑑定を受けたとしても、その後の人生が大きく変わりそうです。
「占い好きが幸せになれない理由」の感想など
著者のかげした真由子さんは、以前受講した動画講座の講師をされていた方でした。
その講座の内容がとても面白く、また物凄く実績データをお持ちなのです。
それも自分で実践し、その体験をベースにして語られていることもあって、より深い内容だったのです。
あえて凶方位へ引っ越しをしたお話など、とても真似できないくらいにストイックな方です。
その講座の中でのお話から、著者に興味を持ってこの本を手にしました。
「占い好きが幸せになれない理由」という本を読んでみて、占い師の立場でも、また相談者の立場としても理解することができました。
どの「占術」も、世界の様々な場所で古来から受け継がれてきた先人たちの知恵がほとんどベース。
「占い」を信じる、信じないではなく、それをいかに活用して、自分でより良い未来を創り上げていくか・・・。
せっかくなら、自分から前向きに活用しない手はありません。
今回この本を読んでみて、より「占い」に向き合って考えることができました。
また、アドバイスをするだけでなく、私も自分から実践してより良い未来を進んでその姿を示していきたいと思います。
ご紹介
今回ご紹介した書籍です。
とても読みやすい本でした。
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